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【ジン】 Beefeater Dry Gin(ビーフィーター ドライ ジン)

ビーフィーター ジン 40% 700ml(Beefeater Dry Gin)

ロンドン・ドライ・ジン(London Dry Gin)の有名ブランドで、現在では、ロンドンで蒸留されている唯一のプレミアム・ジン(Premium Gin)となっています。なお、他の銘柄でも「ロンドン・ドライ・ジン」の扱いをされている銘柄が存在していますが、これらの銘柄は現在ではロンドン以外の場所に蒸留所を移転してしまっており、厳密には「ロンドン・ドライ・ジン」とはいえない状態になってしまっています。それらに関しては、「ロンドンで発祥した銘柄のジン」程度に考えておくとよいでしょう。

原料にはジュニパーベリー(juniper)、コリアンダーの種(coriander seeds)、アンジェリカの根(angelica root)、アンジェリカの種(angelica seeds)、リコリス(liquorice)、アーモンド(almonds)、 アイリス(オリス)の根(orris root)、セビリア・オレンジ(seville oranges)、レモンの皮(lemon peel)が使用されており、1820年に誕生した時のままのレシピで製造されているとのこと。

製造元のジェームズ・バロー社(James Burrough Ltd.)は、創業者の名前ジェームズ・バロー(James Burrough)からとられています。ジェームズ・バローはイギリスの南部で生まれ、薬剤師としてカナダ・トロント(Tronto in Canada)で修行を積んでからイギリスに戻り、1820年よりテイラー家(Taylor family)により操業されていたチェルシー(Chelsea)の蒸留所を、1863年に£400(400ポンド)で買い取りました。そして、1870年代後半に、ロンドン・ドライ・ジンとしての銘柄である「ビフィーター(Beefeater)」として、そのジンを売り出すことになりました。

「ビフィター(Beefeater)」という名前は、英国王室の近衛兵としてロンドン塔を守護しているヨーマン・ウォーダー(Yeoman Warders)がビフィーター(beefeater)と呼ばれることに由来しており、を指しており、瓶にも独特の衣装に身を包んだ近衛兵の姿が描かれています。

このビフィーター(Beefeater) の本来の意味は "Beef Eater"(肉を食べる人)。"beef(肉)" と "eater(食べる人)" という別の単語がひとつにくっついて "beefeater"となったようです。近衛兵が "Beef Eater(肉を食べる人)" と呼ばれるようになったのは、近衛兵の給与の一部として牛肉が支給されたから、とか、いざという時のために肉を食べて体力をつけていたから、とか諸説あるようですが、正確なところは確認ができません。なお、英国人全体を指して "Beefeter" と呼ぶこともあるようです。


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