マーテル社(Martell)は、英仏海峡の島ジャージー島(Jersey Island)からコニャック地方にやってきたジャン・マーテル(Jean Martell)によって1715年に創立された、最も古くから存在するといえるフランスのコニャック(cognac)製造会社。
マーテル社のコニャックは、コニャック地方の中でもボルドリー地区(the Borderies region)で生産されたブドウを中心に製造されています。ボルドリー地区はコニャック地方の中心部にある小さな地区で、他の地区の面積に比べて面積が小さいこともあり、ボルドリー地区で生産されるブドウ大変希少なものといえます。マーテル社はその60%ほどを所有し、コニャックの生産を行っています。
そして生産された原酒は、コニャック熟成用の樽として一般的に使用されているのはリムザン・オーク(Limousin oak)ではなく、トロンセ・オーク(Tronçais oak)。トロンセ・オークを産出する地域も非常に面積が狭く、トロンセ・オークは高級オーク材として有名です。
希少なブドウ、希少な樽。この2つの要素によって、コニャック・マーテルの味わいが特徴づけられていると言ってよいでしょう。
マーテル社は1970年代にアジア地域で大きく販路を拡大し、1988年にはシーグラム社(Seagram)の傘下となりました。さらに2002年にはワイン・スピリッツの企業グループとしては世界最大規模を誇るペルノ・リカール・グループ(Pernod Ricard Group)の傘下となり、さらに大きく販路を拡大することとなり、現在に至っています。
なお、マーテル・コニャックのラベルには、黄金のツバメが描かれています。マーテルが生産した一番最初のコニャックが樽から出される時に、樽の上を黄金のツバメが飛び回ったという逸話が残っており、フランス語でツバメが "Marlette"、"Martell" と音がよく似ていることもあって、黄金のツバメがマーテル・ブランドのシンボルとされています。
![]() | 【マーテル VSOP 「メダイヨン(大型のメダル)」の愛称でも呼ばれる、マーテル・コニャックの中心ブランド。 |
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【マーテル コルドンブルー 「最高の栄誉」を意味する「青いリボン(コルドンブルー)」。 |
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【マーテル XO マーテル・コンドンブルーの上級品。 |
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【マーテル ノーヴリッジ 「高貴」の名を持つ、クリスタル・ボトルのマーテル・コニャック。 |
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【ロール・ド・マーテル 瓶の装飾に24金が使用されている、マーテル・コニャックの最高級品。 |






