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論文『理の終焉』

 大学在籍時に卒業論文として書いたものです。現存する様々な世界観や宗教を「象徴」と「抽象」の2つの視点によって分析し、「世界観」「宗教」に共通する性質を探り出そうとしました。原稿用紙300枚程度。誤字脱字以外は、ほとんど修正を加えてはいません。

起章 「理(ことわり)」の探究

世界観への疑問 様々な世界観を抑え、なぜ科学が隆盛を誇るのか?
「理(ことわり)」の定義 論文のキーワード「理(ことわり)」を定義する。
象徴の世界観 様々な世界観に共通する二元論思考。その片方「象徴」。
抽象の世界観 二元論的思考による解釈のもう片方、「抽象」。

第1章 原始の理(ことわり)

アニミズム 原始を支配したアニミズムの特徴を考える。
精霊 果たして「精霊」は、この世の中に存在するのか?
妖怪 純和風「精霊」?水木しげるの「川赤子」。
霊魂 人は霊におびえ、そして霊を懐かしむ。
シャーマニズム 大きな社会的意義を持つ祈祷師による共同社会。
呪術の体系 様々な呪術を支配する共通法則を紹介。
まとめ 原始の世界を支配した世界観に共通するもの。

第2章 多神教の理(ことわり)

神の世界観 多数の神の存在を前提とした世界観を解釈する。
ギリシャ神話 創世記 ギリシャ神話創世記の概要を理解する。
ギリシャ神話 神々の性質 ギリシャ神話に見られる多数の神々の特徴とは何か。
ギリシャ神話 人間の誕生 ギリシャ神話における「人間」の解釈。
古事記 国生み 古事記に描かれている日本誕生の概要。
古事記 神生み 古事記の世界観での八百万の神々の描かれ方の特徴。
まとめ 多神教の神々を中心とする世界観の共通する特徴とは。

第3章 一神教の理(ことわり)

一神教とは 唯一絶対の神に支配される世界観とは。
キリスト教 天地創造 天地創造の7日間は、何を象徴しているのか。
キリスト教 人間の起源 人間はどのような存在であると解釈されてきたのか。
キリスト教 罪と力の獲得 知は力。人間は「力」の代償に「罪」を犯す。
イスラム教 キリスト教とイスラム教の違いは何か。
まとめ 一神教の根本原理とは何か。

第4章 陰陽の理(ことわり)

陰陽五行とは 日本の政治に影響を与えた中国思想とは。
陰陽説 根本思想である陰陽説とはどのような考え方か。
五行説 陰陽説と五行説の関連は。干支の根本原理。
応用思想 陰陽五行の応用思想で、さらに解釈は広がる。
十二支 意味を失いつつある十二支の本来の意味を考察。
共感の法則 アニミズムにも当てはまる考え方で、陰陽五行を解釈。
落とし穴 綿密な理論が陥った落とし穴とは。
まとめ 陰陽五行の特徴をまとめる。

第5章 仏教の理(ことわり)

仏教とは 日本の宗教感に色濃く影響を与える仏教。
前釈迦時代 仏教の創始者釈迦の産まれる前のインド思想。
生老病死 釈迦が痛感したありとあらゆる人間の苦しみ。
十二支縁起/中道 発展するにつれて、色々な考え方が付け加わってゆく。
象徴と抽象 この論文の根本テーマで仏教を分析する。
日本の仏教 仏教は日本に伝播し、独自の発展を遂げてゆく。
まとめ 仏教の根本的な特徴をまとめる。

第6章 言語の理(ことわり)

言葉というもの 言霊といい、言の葉という。なぜ言葉に注目するのか。
文字の歴史 文明の飛躍的発展の一翼を担う書き言葉の歴史を考察。
愛の告白の比較 ただ相手に伝えたいがために、愛の告白。
日本語と英語の比較 日本語と英語の言語観/世界観の違いを考察。
英語の抽象、言葉の象徴 この論文の根本テーマで言葉と言語を分析する。
まとめ 言葉が持つ性質を簡潔にまとめる。

第7章 科学の理(ことわり)

科学的世界観の背景 現代を支配する科学的世界観。その誕生の背景とは。
各世界観の比較 今までに考察してきた世界観を科学的視点で比較する。
人間という限界 人間であること。科学は決して無限ではあり得ない。
まとめ 科学の世界間の特徴を簡潔にまとめる。

終章 自己という理(ことわり)

自分自身 「私」とは、「自分自身」とは何か。
人間と科学 科学的世界観が普及するのは、人間の必然か。
人間と科学の矛盾 人間。科学。いくら追求しても結局は矛盾が生じる。
宗教と世界観 信じるだけではない。宗教は、世界観なのだ。
人間と世界観 各々の世界観、各々の人間。何故わかり合えないのか。
まとめ 完。

終章 自己という理(ことわり)

参考文献一覧 当論文の参考文献の一覧表

 

 

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