電車の窓に区切られた、床に映った日だまりは、けだるい昼間を映し出す。
細長い車両、たくさんの人、その誰もが、入り込んでいる自分の世界。
どれだけたくさんの人が居ても、みんな、お互いを気にしない。居ても居なくても同じ。ただ偶然が、空間に、みんなをそうして押し込んでいるだけ。
床に映った日だまりは、時には消え、また映り、ちらちらちらちら、気にされず、小さな世界をひっそりと、床の上に描き続ける。
2005年09月27日